2024年 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

2024年も、弊社、ネイバルアーキテック長崎をよろしくお願い致します。

さて、昨年からの宿題でした、長崎放送:NBCのPINT出演に関する情報ですが、以下に動画リンクを貼り付けます。
ホームページに顔を出したくないなぁと思いつつも、この動画ではガッツリ顔出ししておりますので、
どこかで見かけたら是非声をかけてください。

https://www.youtube.com/watch?v=JRgJQjoI38U

現在弊社は、メタバースによる船の建造実証事業を行っており、本件は国土交通省海事局の補助金案件となります。
メタバースと造船のコラボレーションは、私が一番乗りですね!という意志を示している案件です。

メタバースに関する詳細は、以下、私からのマニアックな話として、今年も長文を掲載致します。
(私の性格をご存知の方に向け、メタバースに対する私の考えを掲載します。)

また、弊社が推奨する3D CADソフト”ライノセラス8”がリリースされましたが、
正式な代理店としての活動は、引き続き行っていきます。
ライノセラス8のご購入を検討されている方、連絡をお待ちしております。

なお、新規採用に関する案内を掲載する予定でしたが、方針から練り直している最中です。
すみませんが、ご了承ください。

では、2024年も弊社は積極的に新しいことにチャレンジしていくつもりです。
なにとぞ、よろしくお願い致します。

さらなる長文に付き合ってくださる方は、以下、メタバースに対する私の考えも是非ご閲覧ください。

~~~~~~~~~メタバースに対する私の考え~~~~~~~~~~

まずはメタバース初心者の方に向け、簡潔にメタバースを説明します。
多少、解釈の違いはあると思いますが、大きくはズレてないと思いますので、ご容赦ください。

メタバース=仮想空間という認識だと思いますが、メタ(超越した)バース(世界)という理解でよいと思います。
この技術は、世間のブームの上がり下がりを繰り返しながらも、確実に、成長している産業です。

2024年現在の技術は、メタバースのゴールに対して、あなたは何%ぐらい達成していると思いますか?

私の感覚では、10%以下です。

え?と思われる方も、いらっしゃるでしょう。”もう確立された技術でしょ?新鮮味もないし”、と思ってませんか?

ビジネスに関する本(自己啓発的な本)には、仕事をする上で、”ビジョン”が大事と、あらゆる本に書いてあり、
古代の石工に対する”あなたの仕事は何ですか?”という有名すぎる質問と、その答え”石をくみ上げております”がNGで、
”大聖堂を造っております”が正解という話、、まさにそれと同じことが、今回の話にも当てはまります。

メタバースのゴール、すなわち100%の完成型とは、”人が死ぬことがない世界”かな、と私は思っています。

おいどうした内田?ついに頭のネジが吹っ飛んだか? と、思っている方、ご安心ください。
宗教の教祖になる才能がある、と言われたことはありますが、宗教でも何でもなく、私は科学に生きています。
壺も売りません。

完成までの技術が、あと30年ぐらいでできるんじゃないか?と、勝手に期待しており、
現在46歳なので、私ぐらいの世代が、死ぬか死なないかの、狭間の世代、と、勝手に位置づけております。

つまり、この技術が完成すると、今までの偉人たち名言の数々が、覆ります。

人にはいつか、必ず死が訪れる。⇒ 訪れないかもしれません。

となると、ずっと生き続けるわけですから、一時の”損得”よりも、
永遠なる”人徳”のほうが重要視される社会になりそうです。

私は、メタバースを否定する方々と出会うこともあります。

それメタバースを使う意味あるの?普通の3Dビューワでいいんじゃないの? と言われます。

メタバース自体が、ゴールに対して10%以下なのに、早々に否定しないでくれよ。が私の本心なのですが、
”いつか死なない世界を目指すから”は、答えになっていないこともわかっています。
ただ、このような壮大なビジョンからメタバースを見ると、世の中にある各社のあらゆるメタバースは、
否定するものではないと思っております。
そしていつか、全てのメタバースは、自由に行き来することができ、ひとつに統合されるかもしれませんね。

さらに脱線しますが、私がある方にこの話をしたとき、”内田さん、アップロードというドラマを見てください”と、
視聴を薦めてもらいました。
Amazonのオリジナル作品ですが、とても面白く、近い将来、現実に有り得ると思いました。1つの、未来です。

また、日本のメタバースの中心にいるクラスター社の加藤直人氏は、リアルとデジタルの主従関係がひっくり返り、
デジタルが主で、そのためのリアルが従になるかも、と言っています。

2023年のメタバース展での加藤氏の講演の中で、”脳みそ”の絵を線で繋いでいるスライドを見たとき、
私の周りは、話を理解できない方が少々ざわついておりましたが、私には彼のビジョンが理解できました。
事前に”加藤直人が人生でやりたい7つのこと”という動画をyoutubeで見ていたからです。

私も加藤氏と同じビジョンを持ちたいですが、とにかく、今の私は力不足です。現状にいっさい満足していません。
船の業界、海の業界に、まずはメタバースという技術でイノベーションをもたらす活動をしています。
それと同時に、まだ世の中にない”新しい船”の開発も、あらゆる方向から進めて行きたいと思っています。

引き続き、弊社をよろしくお願い致します。
今年も長文に付き合ってくださり、誠にありがとうございます。

ネイバルアーキテック長崎
代表取締役 内田恭浩

2024年01月22日